経営者に向いている人の3つの特徴|会社を率いるのに必要なものとは

経営者

世の中の仕事や役割には、向き不向きがあるとか適材適所が大切だと言われています。
では経営者に向いていると言われるのはどんな特徴を持った人なのでしょうか?
会社を率いていくために欠かせない3つの特徴をご紹介します。

あなたは経営者向き?|決断力がある

場面を問わず、経営者には決断力が常に求められます。
もしも決断力に欠けていたら、何も決まることなくただ時間だけが流れてしまいます。それでは商機を見失ってしまう可能性が非常に高く、経営者として長続きしないのは改めて論じるまでもありません。
物事と慎重に向き合いゆっくりと時間をかけて検討することはとても大事ですが、優柔不断で何も決められないのでは経営者としての資質を疑われてもしかたありません。

会社のトップである経営者は会社の舵取りを基本的に任せられています。経営者の打ち出した方針のもとに会社は進路を取りますので、経営者に決断力がなければ会社はその場に停止したままになってしまいます。
決断しないことによる現状維持は下降の一歩手前と呼ぶにふさわしく、その状態が長引けば下降線をたどるのは目に見えています。
その逆に迫りくる選択に対して次々と決断を下せる人は、経営者向きの性格をしています。どんな物事も究極を言えば選択する前にわかる正解などありませんので、なるべく早く決断したほうがスピードが早い分だけアドバンテージになります。
ただやみくもに何でもいいから決断を下せばいいというものではありませんが、決断力がある人は経営者に適しています。

あなたは経営者向き?|人を頼れる

経営者に求められる資質の一つに、「人を頼れる」があります。
言うまでもなく、経営者の最大の使命は利益を最大化し従業員も顧客も満足させることです。時間、お金、人、情報など経営資源を無限に使えるならいいですが、実際はそうはいきません。限られた中で、どう成果を最大化させるのかが勝負になります。
そこで重要になってくるのが、人を頼れるかどうかです。

例えば、専門的知識がないとできない仕事は、お金を払ってでもプロに頼んだほうが、早い上に質が高いものを作れます。継続的な契約だけでなくスポットでの案件を頼める専門家もたくさんいるし、クラウドソーシングを利用しても構いません。
また、従業員を成長させるという意味ではある程度の能力があるとわかったら全面的に仕事を任せてみるのもいいでしょう。ほとんどの人が「信頼されている」「自分が頼りにされている」と思えば、自分からできることを着実にやっていこうと思うものです。

一見「自分で何でもやろうとする人」のほうが経営者に向いているように見えるかもしれません。しかし、会社経営においてやるべきことは膨大にある以上、全部を自分だけでこなすのはまず不可能です。
人を上手に頼り、自分でないとできない仕事に集中しましょう。

あなたは経営者向き?|思考を止めない

経営者の資質として問われるのが、思考を止めないで考え続けられるかどうかです。優秀な経営者は常に勉強熱心で経営学について学ぶことを怠らず、先を見すえる努力ができます。
また経営状態がもっとよくなるためにはどうすればいいのかのアイデア出しをし続けるのはもちろんのこと、世間のトレンドについても敏感です。世間のトレンドと会社の提供しようとしている商品やサービスがマッチするのかどうか、常に検証することを忘れず考え続けられるのが優秀な経営者に必要な才覚です。

もしも一度成功したら、そのパターンをずっと追いかけたくなったり成功法則に是が非でもしがみつきたくなったりします。なぜならそのやり方で成功しているため、他のやり方を探したりトライしたりする必要はないと決めつけてしまうからです。
ですがそうして思考をストップさせてしまうのはとても危険で、気がついたら業績が右肩下がりに陥って転落の一途をたどってしまうことが往々にしてあります。ましてや昔と違い今の時代は年々トレンドが変わるほどスピーディーな時代に突入していますので、思考を止めてしまったら明日はありません。
有能な経営者ほど、僅かな間でも思考を止めないのです。

まとめ

以上の3つの特徴を見てみると、心がけ次第で実行可能なものばかりです。
もちろん性格的にこれらの特徴を昔から満たしていることに越したことはありませんが、そうではない人が経営者になれないということもありません。

「経営者や社長には向いてないと言われたけれど、やっぱり経営者になりたい」
そう思う人は、ご紹介した3つの特徴を胸にぜひ頑張ってみてください。

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