フランチャイズで失敗してしまうのはなぜ?初心者向け失敗しないためのコツを伝授

経営者

フランチャイズというと、「自分がオーナーになれる」「自由に仕事ができる」といったイメージのある方が多いのではないでしょうか。
確かにメリットとして「自由」という面は非常に魅力的ではありますが、一方で正しい知識と経営に見合った能力がなければ、フランチャイズ経営はすぐに失敗してしまいます。
その失敗の原因とは何があるか、ご紹介していきます。

「フランチャイズなら安心」は間違い!失敗の原因トップ5

フランチャイズ経営は失敗の確率が30%と言われています。
多くの場合きっちりとしたオーナー研修があり、細やかなマニュアルが用意されているのに、何故失敗してしまうのでしょうか。

■初期投資が多すぎる
例えばフランチャイズで実店舗を構える場合は独立開業に多くの資金が必要です。
初期説明では「開業は●百万円ポッキリ」と謳われていても実際は保証金や内外装費など追加資金がかかることがよくあります。

■想定通りの売上が立たない
有名チェーン店などであれば、広告宣伝しなくてもある程度は売上が立ちますが、それでも立地条件や人材不足、オーナー自身の体調不良など、様々な要因で想定通りの売上が立たないことがあります。
当然のことながら売上が立たなければロイヤリティが払えず、融資を返すこともできません。

■ライバル店が現れる
開業から周囲の環境がずっと変わらないということはありえません。
近くにライバル店が現れれば、顧客の取り合いだけでなく、スタッフの採用すら難しくなることも考えられます。

■経営者としての能力不足
フランチャイズ経営を夢見る人は元々会社員である確率が高く、そもそも「経営」に関しては素人です。
本部の研修で「経営の仕方」は教えてくれますが、「経営者としての能力」は自分自身で成長させていくほかありません。

■難しい業種を選んでしまう
後述しますが、そもそも初心者では経営が難しい業種というものが存在します。
難易度が高ければ当然失敗するリスクが高まるので注意が必要です。

フランチャイズで失敗しやすい業種

フランチャイズ経営はオーナーの手腕や、向き・不向きがある為、一概に「この業種は絶対にうまくいかない」と言い切ることはできませんが、一般的に経営が難しいとされる業種をご紹介します。

■介護事業
一般人(個人)と密接なコミュニケーションが必要であり、向き不向きが分かれやすい事業です。
そこで「入所者とのコミュニケーションはスタッフに任せておけばいい」と思っているとすれば、それは赤信号です。
介護事業は誰にでもできる業務が多いが故にスタッフの能力が低い傾向があり、そのスタッフを教育する労力は大変なものがあります。介護事業で働く全てのスタッフの能力が低いわけではありませんが、スタッフ教育には相応の覚悟が必要です。

■飲食事業
フランチャイズで経営するにあたり、一般の会社員にも働き方がイメージしやすい業界であり、それが新規参入者の多いジャンルになっています。新規参入が多いという事は、それだけ失敗する店が多く、ライバルも多いという事です。
大手チェーン店であれば企画は本部任せになることが多いですが、そうでない場合は他店に負けない企画・戦略を考えなければいけません。
自分が「やりやすそう」と感じている事業は他の人もやりやすそうだと感じていると、覚えておきましょう。

フランチャイズ初心者が始めやすい業種

それではフランチャイズ初心者でも成果が出やすい業種はどのようなものがあるでしょうか。
それは、低資金で開業でき、さらに今後成長していくというポイントを押さえることが重要になります。

■テイクアウト・宅配事業
顧客に料理を提供するスペースを用意しなくてもよく、調理場のみで営業出来る為、飲食業界の中でも比較的低資金で開業することができます。さらに最近では、単身高齢者や独身世帯が増えている影響でテイクアウトを含む中食業界(調理済食品を自宅で食べること)は需要がどんどん増えています。
日本においては今後まだまだ伸びしろのある業界なので、成功しやすくリスクが低い業界といえるでしょう。

■ハウスクリーニング・清掃事業
テイクアウト事業と同様、今後さらに成長が見込まれる業界です。高齢化社会に伴いハウスクリーニングを外注する高齢者は年々増加しており、また、若い共働き世帯にとっても、清掃を伴う家事の代行は注目が高まっています。
さらに実店舗を設けなくても開業できるフランチャイズ契約が多くあり、自宅を事務所として利用できると、低資金で始めることが可能です。
場合によっては、「人」と「掃除道具」さえあれば開業できる為、初期費用50万程度でスタートできるフランチャイズも存在しています。

まとめ

ゼロから始める独立開業と違い、フランチャイズは本部のバックアップや初期費用の安価さ等、独立したい人にとっては魅力的な面が多くあります。
しかし、フランチャイズとは自分が経営者になるということです。
本部に頼りきるのではなく、自分の頭で考え経営者としてのスキルアップをすることが、成功への近道となるでしょう。

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