誰でも簡単に会計の管理ができるおすすめ会計ソフト

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個人事業主や中小企業では、簿記や会計の知識がないと会社の金銭管理は難しいですよね。一から勉強しなおす時間もなかなかないのではないでしょうか。
そんな悩みを解決してくれるのが素人でも扱える会計ソフトです。
今回はおすすめの会計ソフトとその特徴をまとめました。

会計ソフトには法人向けと個人事業主向けがある

会計ソフトには法人向けと個人事業主向けの二種類あります。
freeeやMFクラウドのような会計ソフトは銀行口座やクレジットカードを登録すれば仕訳を自動で行います。作業が楽になったので、法人向けと個人事業主向けの差異がつきにくくなっています。しかし、税務署・都道府県に事業を始める時に法人設立・開業届出書類を提出した地点で課税対象が異なります。さらに、日々の会計管理や税務署に提出する申告書の内容が違う(法人は決算書、個人事業主は確定申告)ので、法人向けと個人事業主向けを分ける必要があります。
ソフト上、法人と個人事業主で扱いが変わってくるのは、税金・赤字の取り扱いです。個人事業主の場合、発生した利益が所得税の対象として計算されます。これに対して法人の場合は発生した利益が法人税となり、さらに社長に役員報酬を支払うと所得税も課せられます。利益に対する所得税の税率が個人事業主は5~40%、法人は15~26%と範囲が異なります。年間の収支で赤字が発生した場合、個人事業主は課税されないのに対して、法人は課税されます。
これらの取り扱いが法人と個人事業主で大きく異なるので、会計ソフトは別々にする必要があります。

中小企業におすすめの会計ソフト|弥生会計

弥生会計は個人事業主と中小規模法人向けの会計ソフトです。従業員5名程度の法人、もしくは個人事業主向けの「弥生会計スタンダード」、従業員10名以上の中小規模法人向けの「弥生会計プロフェッショナル」があります。おすすめのベーシックプランだとそれぞれ39,800円(税抜)、77,200円(税抜)となっています。3台以上のネットワーク環境で利用したい場合には、「弥生会計ネットワーク」で必要なライセンス分のソフトをご購入ください。
弥生会計の便利な点は
a)設定や入力支援機能が豊富
b)法人決算と確定申告の両方をサポート
c)データのExcel書き出しやグラフ化が可能 
の3点です。簿記や会計の知識がないと扱いづらいのではないかと思われがちですが、使い方を動画などでわかりやすく教えてくれるため、初心者でも迷うことなく使えます。取引入力も取引の種類を選択して日付や金額を入力するだけで良いので簡単です。管理の面倒な領収書もスマホやスキャナなどでデータとして取り込むだけで自動仕訳してくれます。また、このソフトが一つあれば個人の確定申告と法人決済の両方ができますし、データをExcelに書き出せたりグラフに起こせたりするので非常に便利です。
会計以外にも確定申告に特化したものや給与計算ソフト、販売管理や顧客管理ができるものもありますので、必要ならすべて弥生シリーズでそろえてしまってもいいかもしれませんね。

中小企業におすすめの会計ソフト|freee

freeeはクラウド会計ソフトです。freeeも弥生会計同様、個人事業主向けと法人向けに分かれています。
この会計ソフトの特徴は、
a)簿記・会計の知識が無くても仕訳が簡単
b)クラウド型ソフト
c)コストパフォーマンスが高い
の3点が挙げられます。仕訳を行う場合は、簿記・会計の知識がないと難しい面があります。
freeeはシステムがテキスト内容を解析して、勘定科目を自動的に予測できます。特にweb口座を利用している場合は、freeeは自動で取引明細内容を収集して勘定科目を予測できるので、仕訳は登録ボタンを押すだけでできます。自動で取引明細内容の収集はクレジットカードやAmazonにおいても可能です。特別な取引等で手動入力で仕訳を行った場合でも、freeeは内容を記憶して、次回以降は自動的に仕訳処理を行います。又、画面に従った操作で会社法準拠の決算書を作る事ができ、freeeが作成したレポートやグラフから経営状況の把握も容易くできます。
freeeはクラウド型ソフトなので、スマートフォン・タブレットでも利用可能で、会計処理を外出先からでも行う事ができます。freeeは従来の会計ソフトより安い利点があります。法人で使用するfreeeの費用は、ライトプランが月額1980円、ビジネスプランが月額3980円と安価です。

まとめ

他にも会計ソフトやアプリはありますが、人気で使いやすいものは主に上記の2つです。
会計は処理を怠れば怠るほど、記憶もあいまいになり大変になります。
どうせなら早いうちから会計ソフトを導入して、きちんと管理してしまいましょう。

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