口コミ集客を絶対に成功させる方法3選

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この世に商売という概念が生まれてからこの方、絶えることなく存在する宣伝方法が口コミです。
ですが、ただ良いものを売っていれば口コミが広がるというのは甘い考えです。
今や専門店なども増え、数多ひしめくお店の中からお客さんに選んでもらい、なおかつ人に宣伝してもらうまでのアクションを起こしてもらうのはなかなか難しいことです。
そこで今回は口コミを絶対に成功させたい人のために、その方法を3つご紹介いたします。

口コミ集客の大きなメリット|コストゼロ円

集客方法として口コミを活用する最大のメリットは費用がかからないことです。
集客目的の広告を展開するには費用がかかります。数千万円単位の費用がかかるテレビ広告から数万円でできるチラシ配りまで、規模や効果に差はありますがどんな広告も費用ゼロでやることは難しいことです。
そんな中でコストゼロ円で出来る集客方法が口コミです。

口コミは実際に店舗を利用した人達の感想やうわさを利用して集客をめざす方法です。
顧客そのものがメディアとして機能するので広告出稿量はかからず実費はゼロ円です。
コンテンツに関しても利用した人が感想という形で勝手に制作してくれるので代理店に頼む費用もいらず、こちらもコストは掛かりません。

口コミは内容がコントロールできず完全に人任せになるという点で難易度が高いのですが、良い評判が広まればどんな方法よりも高い集客効果が期待できます。
話をする人の信用がそのまま宣伝効果に加算されるので、影響力が強い人が口コミに参加すると一気に集客に結びつきます。
あまり即効性はありませんが、話題が広まれば広まるほど効果は加速度的に強くなるので最終的な集客効果は計り知れません。
普段の営業姿勢でいいイメージを持ってもらうことがそのまま良い評判として広まるので、まじめに営業することが最も効果的な口コミ集客術になります。

口コミ集客を成功させるための3つの方法

口コミ集客を成功させるために必要なのは「口コミが発生するようにする」、これに尽きます。そこで、口コミが発生する環境づくりに必要なこと3つをお教えします。

①お店のわかりやすさ
お店の情報がわかりづらいと、説明が面倒だしそもそも足を運びたくもなりません。重要なのは店名とアクセスです。
例えば店名にこだわりマイナーな外国語で長い名前を付けたとします。よく知らないアルファベットで長々とつづられた店名だと、そもそもお客さんは読めないかもしれませんし、覚えにくいため人にわざわざ教えようとする気も起こりません。
簡潔な店名や、カタカナで読み方を添えるなどの工夫が必要です。アクセスについても、簡単にはたどり着けないようなお店を紹介するのは気が引けてしまうものです。
目印になるものや最寄駅から徒歩でどれくらいかかるのかなどをグルメサイトに記載しましょう。

②お店の「ウリ」は前面に押し出していく
飲食店であれば「産地にこだわった有機野菜」、マッサージ店であれば「リラックス効果抜群のアロマ」、美容室であれば「髪が傷みにくいカラーリング」など、それぞれお店がこだわっていることや得意にしていること、つまり「ウリ」があるはずです。
そういうものは意外とお客さんには伝わりにくく、お店側から知らされることがなければ何となくでサービスを受けて帰ってしまうお客さんが多いです。
そこでお店のウリを宣伝や看板で前面に押し出しましょう。そうすれば、お客さんにそのお店がどのように特別なのか伝わりやすく、口コミでも説明しやすくなります。
口コミを聞いた方も、具体性のある情報であればあるほどお店のイメージが膨らみ、お店を訪れたいという気持ちが育ちます。

③口コミ特典を作る
最近よく目にするのが「SNSで#(ハッシュタグ)を付けて商品の写真をアップすると特典を受けられる」というキャンペーンです。お会計が10%OFFになったり、ワンドリンク無料になったりと「SNSにあげるくらいの手間なら口コミしてもいいかな」と思わせるような特典を受けられるのがポイントです。
これはお客さんが口コミを書く大きなきっかけづくりになりますし、SNS上で同じような趣味嗜好の人とつながっている可能性が高いので新規客来店の効果が高まるといえます。
ほかにも「お友達紹介でポイント2倍」などの方法もありますね。

悪い評価の口コミを書かれてしまった!

悪い評価の口コミを書かれてしまった場合、まずは冷静になり書かれている内容を読み返しましょう。
「料理が冷めていた」「接客態度が乱暴だった」など、具体的にどこが悪いのか書かれていたらその点を改善し同じ失敗を繰り返さないようにすればいいだけです。お店をもっとよくするチャンス、と前向きに捉えましょう。
もし、口コミを書いた人に思いあたる節があるならコメントで返答したり電話をしたりすれば効果的です。
前向きに改善に取り組んでいる、という態度も示せます。

一方、口コミに店の商品やサービスとは関係無い誹謗中傷が書かれていた場合は注意が必要です。
内容によっては、営業妨害や名誉毀損に当たるおそれがあります。口コミをスクリーンショットなどで保存し、弁護士などの専門家に相談しましょう。本人を特定して話し合いで済ませるのか訴訟を起こすのかなど、具体的に何をするべきかを一緒に考えてくれるはずです。弁護士などの専門家は知人や家族のつてをたどるのもいいですし、地域の弁護士会で受け付けている無料相談を頼るのもいいでしょう。

一番してはいけないのは、何もせずそのままにしておくことです。悪い口コミを見ると気分が沈むのもわかりますが、冷静にやるべきことをやりましょう。

まとめ

口コミの正しい使い方、わかっていただけたでしょうか?
普段当たり前に私たちが利用している口コミですが、実はその裏には様々なお店側の努力が隠れています。
口コミの自然発生は稀です。賢く使って売り上げアップを目指しましょう。

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